【終了報告】「持続可能な開発目標(SDGs)~誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて~」を開催しました

 ドーン財団では、公益財団法人大阪府市町村振興協会との共同共催にて、マッセ・市民セミナー「持続可能な開発目標(SDGs)~誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて~」を10月18日に開催しました。

第一部の「講演」では、(一財)アジア太平洋人権情報センター所長、国連ウィメン日本協会副理事長の三輪敦子さんを講師に迎え、第二部では講師の三輪敦子さんと、当財団業務執行理事の白井文が聞き手となり「対談」を行いました。

SDGsは2030年までに国際社会が一丸となって達成すべき包括的な17のグローバル目標と169のターゲットで構成されており、理念は「誰ひとり取り残さない」です。人権・経済・社会・環境等をめぐる広範な課題に対して、全ての関係者(先進国、途上国、民間企業、NGO等)が総合的に取組んでいくことが求められています。SDGsを人権の視点でとらえ、行政や企業、NGO・NPO等でどのように取組んでいくことができるのかを考えるセミナーとなりました。

受講者は行政職員、民間企業、大学生など、様々な分野から参加があり、SDGsに対する関心の高さがうかがえ、とても熱心に受講されていました。また、受講後のアンケートでは、「SDGsとジェンダーの関係が学べ、他地域の取り組みについて今後の参考にしたい」、「全ての目標にジェンダーが関わっているということを今まで認識していなかった。大切なポイントに気づかされた」、「今回参加して『⑤ジェンダー平等を実現しよう』が考慮されていないことがわかった」等がありました。